初めての面接で「本気になれば２年で通る。お前次第だ」と言われ、半信半疑でしたがその通りになりました。教職教養、専門教科の対策は手厚く、個々に適した指導をしてくださり、自然と力が身についていきます。２次、３次、実技も本試験に負けない環境で臨むことができます。また、色々なことも相談に乗ってくださり、落ち着いた日々を過ごす事ができます。

（中学）

私は平成２６年度の４月から平日コースに入りました。現場を離れて仕事をせずに試験勉強に１日中取り組む毎日でした。４月当初は毎日長時間集中して勉強に取り組む習慣もなく、精神的にも体力的にも辛い時期がありました。しかし、「きつくなったら休めばいい。無理をしても意味がない。落ち着いて取り組むことが大事」という先生の言葉で日々の生活にメリハリができ落ち着いて勉強に取り組みました。

試験直前は、様々なプレッシャーもありましたが、毎日共に勉強してきた仲間と励まし合い、高め合うことで試験に挑むことができました。また、平日に長い時間共に過ごす中で、今までの経験や社会情勢、教育観も様々な視野を身に着けることができました。

４月に平日コースに行くことを決めた決断が、今年の合格の要因の１つであると思います。

１次試験の専門科目については自分で問題集を買い解きました。教職教養に関しては、私は教育学部を卒業していないので法規や心理について１から教えてもらい大変勉強になりました。毎日実施される小テストは必ず合格できるように勉強しました。

２次試験の時は模擬試験と口頭試問を先生に見てもらいました。特に模擬試験については英語を専門としない人、よくわからない人に対して、どんな授業をするか考える機会を与えてもらいました。

３次試験の時は、志望理由書を完成するために連日、夜遅くまで指導していただきました。志望理由をしっかり書くことで自己分析もでき、本番の面接ではある程度仮定した質問ばかり出ました。

塾に入るまではただ闇雲に書いて勉強していました。しかし、キャノンラボで学ぶことで自分がいかに勉強しているつもりだったかがわかりました。試験に合格するためには正しい勉強方法と、共に歩む仲間、そして悪いところを叱り正しい道に示してくれる先生が必要で、キャノンラボにはすべてがそろっていました。

最初は服装や態度、心の持ちようから指導を受け、「なんて厳しくて怖いところなのだろう、行きたくない」と思いました。模擬授業も合格をなかなかもらえず、初めて合格をもらうまで３か月かかりました。その頃から私自身に変化が出てきて、次の合格は１か月、最終的には１回で合格できるようになりました。模擬試験を作ることが楽しくなりました。

３次試験の対策では１人１人にきめ細かい指導をしてくださり、自分のアピールができない私にアドバイスを下さったおかげで余裕を持って試験に臨む事が出来ました。

教員採用試験合格という結果も頂きましたが、それ以上に先生や仲間に出会えたこと、キャノンラボで学べたことを誇りに思っています。ありがとうございました。

（養護）

養護教諭を目指す者として、１人の社会人として成長することができた２年間でした。

勉強嫌いで何もしていなかった自分が自然と机に向かい、苦手な分野の勉強をするようになっていました。先生方と出会い、仲間と出会い、自分を目指すものを再認識することができたのだと思います。自分自身を見つめなおす時間にもなり、不足している知識、技術、経験があること、どういう性格で何が好きか、ストレスの対処法は何か、様々なことに気づくことができました。今ではできないと思っていた仕事とプライベートの両立を楽しくしています。

優しさと厳しさで支えてくださる先生方と、同じ目標に向かい切磋琢磨した仲間に日々感謝するばかりです。人は繋がりながら生きていくものだと改めて感じ、「つながり」を大切にしながら仕事をするようになりました。